標題:
ボッテガ 店舗
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作者:
4141328mvm
時間:
2014-7-22 21:14
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しばらくすると、誰かがそこにいるのか、明かりの漏れ出す一室を発見する。 カズはその、暗い廊下に光を落とす硝子窓から中を覗きこんでみる。
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カズは、迷うことなくそっちの方へ一歩踏み出して。 チャキッ。 僅かな鍔鳴り音のような、金属の軋む音と、襲い来る背後からのぞっとする心地に、 そのまま動けなくなってしまった。 「動くな。動けばその魂、刈られると思え」 まだ幼い声色ではあるが、しっかりと凄味のきいた少年の声がする。 まさかマイカではない第三者が潜んでいるとは夢にも思わないカズである。 というか、マイカの力に紛れたせいなのか、カズに気取られないくらい気配を消すがうまいのか、 その少年の存在に、カズは直前まで気付くことはできなかった。 首筋近くに添えられているのは、湾曲する刃のようだった。 その言葉の通り、それはおそらく、魂を刈るために作られた所謂『死神の鎌』であろう。 産毛が逆立ち、冷たいものが背中に落ちる。 なるほど、カズの細く頼りない首など、容易く刈ってしまえるだろう圧迫感が、そこにあった。 「ははっ」 カズは、そのベタベタな危機状況に、思わず笑みをこぼしてしまう。http://www.marimekko.bg92.net 何しろ彼女は、スクールの『理事長』というおそらくはカムラル老よりも偉い肩書きを持っているだけあるのか、存在感というか、潜在魔力が半端じゃないのだ。クロエ 長財布 マイカ・エクゼリオ……闇の根源魔精霊と同じ名前だけあり、 近くにいればその強い闇の魔力を、すぐさま感じ取ることが、カズにはできた。
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見た感じ人の姿はないように見えたが。 (マイカ、近くにいるな……) バレバレなんだよ、とでも言いたげに、カズはほくそ笑む。
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よし、のってやるか、とばかりにカズは、音を立てずにこっそりと部屋に入る。 そこは、一人部屋ではあるが、スクールに内設されている客室の中では最上級に類する一室だった。
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ほくほくなまま、校舎の中、客人用の宿泊施設のあるところまでやってきていた。 抜き足差し足で闇の中、廊下を歩くのにも慣れ、
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扉の取っ手に手を伸ばすと、鍵はかかっていないようで。 隠れて、脅かすつもりなのかもしれない。
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マイカの、カズにとって比較的好きな部類に入る闇の気配は。 部屋備え付けの、バルコニーのほうから漂ってくるのがわかる。
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そうして。 首尾よくカズはナナが写った『絵』と、ナナと自分が一緒に写った『絵』を手に入れて。
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そう思った作戦だった
頼られる事は楽、でも頼るのは居心地が悪い
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