標題:
しかもお供すらつけず……ですな
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作者:
gtds63gsfgf
時間:
2014-6-27 18:45
標題:
しかもお供すらつけず……ですな
「ドライアド側に要らぬ勘ぐりをされては面倒ですからな。補給と部隊同士の連絡をあのような山中で行うのは珍しいことではありません」「海軍が、か?」 サミュエルは相手がごまかしのきかない相手であることを重々承知していた。だから最初から知らぬ存ぜぬという戦術を使うことは考えなかった。相手が話を切り出した以上、それ相応の情報を持っているのは間違いのないことなのだから。http://www.airjordan.istanbulescorthatti.org サミュエルは平静を装い、努めてゆったりとした動作で自分の大机を離れた。対面した二つのソファのうち自分は一方のソファの横に立つと片手を広げて見せ、イオスにもう一つのソファを指した。グッチ 財布「エレメンタルにちょっかいを出しているのも君の差し金だね?」「エレメンタル? 我が姫君の事ですかな?」
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イオスがソファに座るのを見届けるとサミュエルは恭しく一礼して自分もソファにゆっくり腰掛けた。「一年ほど前、サラマンダ中央にあるアクラムの森で発現前の炎のエレメンタルをル=キリアを使って葬ったのは君だろう? 複数の海軍特務部隊の補給作戦をわざわざ中央山岳地帯で行っていた事は調べがついてる」
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イオスはしかし無表情のままでそれを無視した。「まさかシルフィード王国が君のような獅子身中の虫を飼っていたとはな」
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「猊下が一体どこから何を知って自らエッダまでお越しになったかが私には解せませぬ。しかもお供すらつけず……ですな?」
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「あくまでもとぼけるつもりかい?」 イオスはそう言いながらもサミュエルの勧めに従い大振りなビロード張りのソファまで歩むと、その中央にスッと腰を下ろした。それはアルヴィンらしく体重を感じさせぬかのような軽やかな動きだった。
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書架のない部分の一角には両袖付きの古めかしい紫檀の机があり、その前方に来客用のこれまた紫檀の骨組みにビロードのクッションをしつらえた大振りの二人掛の長椅子が二つ、向かい合わせに置かれていた。長椅子はその部屋の唯一の出入り口である扉からアルヴィンの歩幅で十歩程度のところにあり、サミュエルの視線はイオスの立っている位置からソファまでの距離を床のタイルの数で測っているかのようであった。
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「一体何のお話でしょう? 先ほどから申し上げておりますが、どうも猊下は何か大きな勘違いをされているご様子」
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「何か大きな誤解があるようですな。詳しいお話を伺いましょう。すぐに冷たい飲み物でもご用意します」 当初よりは幾分落ち着いてきた鼓動だが、血流により体が熱を持ってきているのをサミュエルは実感していた。冷たい飲み物はむしろ彼に必要なもののようだった。
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