標題:
貴方はもしかして、アーチェロ伯爵の弟様ですか
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作者:
uiyjfumdfe
時間:
2014-6-24 10:20
標題:
貴方はもしかして、アーチェロ伯爵の弟様ですか
返事をする前に、パタパタと小走りでエストが出て行ってしまい、私はどうするべきかと首をかしげた。屋敷を勝手にウロウロしていたら伯爵も気を悪くするのではないだろうか。しかしここまでは私の意思で来たわけでもないし……。
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「エスト坊ちゃまが座れって言ってるんだから座れよ。ついでに髪を拭くから」「……ライス。それだと女の人に見えない」
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「今は誰もいないんだからいいだろ。あーもう、カミュの奴、また女装させやがって。前回はまだしも、今回は執事にしろよ……はぁ」
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「はあ。無学ですみません」 私が悪いわけではないのだが、あまりに少年が落胆しているので、つい謝ってしまう。
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それにしても、体が弱いって嘘だろ。少なくとも私より元気で子供らしい。「うん。そーだよ。僕は伯爵の弟のエストだよ。混ぜモノさんは?」
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そんな事私に言われても困る。まあ確かに、海賊への潜入に続いて、今度はメイド。少し同情をしなくもない。 私は椅子に座りながら、ライを見あげた。そういえば、ライは一体何者なのだろう。王子の部下には間違いないだろうが、それにしては若すぎる。まあ王子も吸血夫人事件を追うには、明らかに若すぎるんだけど。「ライスって、いくつ?」「12だけど、それがどうかしたか?」「……いや、若いなと」「お前には言われたくないって」 まあ、確かに。5歳児に若いなと言われたら、反応に困るだろう。 ライはあきれた様子で、私の髪を拭き始めた。何処で学んだのか、髪の毛を拭く手は優しく丁寧だ。この辺りも不思議な点である。ライは一体何者なのだろう。http://www.airjordan.metalli-preziosi.com「アロッロ子爵の娘のオクトと申します。よろしくお願いします」 エストの手が離れたので、私はスカートを持ち上げ、少し膝を曲げた。まあ挨拶なんて今更な気はしたけれど。diesel ベルト「うん。よろしく。じゃあ、オクトはそこで座って待ってて。今、混ぜモノさんの本取ってくるからっ!!」
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「あの。貴方はもしかして、アーチェロ伯爵の弟様ですか?」 とある一室に連れ込まれたところで、ようやく私は相手が誰なのか気がついた。少年が連れてきた部屋は、子供部屋のようだ。机やベットが小ぶりである。こんな部屋に自由に出入りするという事は、この屋敷の子供に決まっていた。
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「混ぜモノさんは、僕が読んでる小説だよ。見せてあげるっ!!」「えっ、ちょっと」 少年は私の意思を確認することなく、手を掴むとぐいぐいと引っ張った。私より全然子供らしい子供だが、体格は少年の方が大きい。引っ張られる形で、私は少年についていく事になった。
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