標題:
「黒狼達が普人族に狩られた経緯を話せ」
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作者:
trdeiAevg
時間:
2014-6-9 18:15
標題:
「黒狼達が普人族に狩られた経緯を話せ」
直時が問いかけて来たことで、すぐに殺す意思は無いと判断した影櫃使いは砕けた口調で話しかける。「黒狼達が普人族に狩られた経緯を話せ」
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動きの鈍った、或いは注意を後続へと向けた魔狼の気配を感知した影櫃使いは、身体を引き裂かれ息絶えそうな兵の影からルーシ帝国の神器使いを放った。紅い斬撃が一閃。悲鳴と共に宙を舞う魔狼。不意を打って負傷させた一頭を餌にして、更に他を殺す事が出来た。魔狼族は群れとしての絆が強い。それを利用した。http://www.airjordan.equi-connection.com 確かに男は雇われただけで、この作戦の責任は指揮を採っていた炎剣使いにある。そしてその神器使いの出動を請うた領主にある。断じて自分のせいではないと語調に込めて話しだした。グッチ アウトレット 黒狼襲撃は本当に上手くいった。まずは、ルーシ帝国の雑兵を囮として突っ込ませる。移動魔術を掛けた槍兵隊ばかりを集めた。軽装歩兵にも槍を装備させた。捨て身の突進力でなければ魔狼の身体に傷を付けることは敵わない。ひたすら突撃を命じた。
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「ふーん。先刻は魔狼が持つ神器は渡さないとかどうとか言ってなかったかぁ?」「それも雇い主の意向さ。これだけルーシ兵に囲まれて嫌とは言えねぇじゃねぇか?」
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それはまさしく魔狼達の油断だった。向かってくる者を牙や爪にかけることに容赦は無かったが、武器を放り出して蹲り泣き出す兵の命まで奪うことを躊躇った。後続に正規軍らしい重装歩兵が控えており、そちらを主敵と認識してしまった。
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空中、陸上騎兵隊は投入を見合わされた。魔獣として格上である魔狼に立ち竦んでしまうからだった。補術兵は支援魔術の後、離脱。後続の隊には新兵や農民兵。訓練が行き届いていないため組織だった行動は期待出来ない。先陣の勢いに釣られて勢いだけはあったが、敢えてバラバラに突っ込ませる。後詰に重装歩兵。彼等の得物も長物で統一してある。いざというときの戦力だが、威圧的な姿は魔狼に対してより、新兵、農民兵達の逃亡を許さないためであった。
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そして、二人の神器使いと精兵500は、油断を誘う餌、農民兵達の影から影へと移り魔狼の懐へと潜り込んだ。正規兵である先鋒を屠った魔狼達は、泣き叫びながら何の支援魔術もなしに突っ込んでくる粗末な装備の兵達に敵意を削がれた。憐れんだのである。
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「待て、待ってくれ! 俺はルーシ帝国の者じゃない! 雇われただけだ。兵達を言われた通りに運んだだけなんだ! 誓ってアンタ達を敵にしようとしたわけじゃない!」
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「あ、ああ。判った。まあ、策は練っていたが俺達もここまで上手くいくとは思ってなかったんだがな。先ずは槍隊を突っ込ませた。充分な支援魔術を掛けた上でな」
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