標題:
少しの沈黙の後、ウユが告げた
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作者:
dsfdmpydf
時間:
2014-6-7 08:33
標題:
少しの沈黙の後、ウユが告げた
「ケルベディウロス」サリシェは、皆には知られていない、ケルベの本当の名前を正確に知っていた。「本当に、知らない、分からないと答えるの? 情報の番人ともあろう者が?」
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サリシュは、部屋を訪れているケルベを睨んだ。 何よ、脅す気!?ケルベが怒っている気配がした。『何も知らんやつが、無理を言いやがって!』
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部屋が、まるでうめき声を出すかのように振動した。サリシュは、確かにケルベの気配を部屋に感じた。
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111. 紫の光
ウユの告げた内容に、サリシュは一瞬思案した。自分が思っていた以上に、ベイラン ―大陸― では、行方不明者が多いようだ。
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少しの沈黙の後、ウユが告げた。「サリシュ。見つかったケースは、1件もありません」サリシュの祭壇の光が、また一瞬、チラっと紫に燃え上がった。
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それほどの数なら、この大陸で祭壇そのものが極秘扱いにされるのも当然かもしれない。「えーと・・・じゃあ、『どんな風に見つかったか』、代表的なケースを教えて」
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紫の炎は、ケルベがこちらに顔をだした証拠だ。「1件もないの・・・?」「えぇ」「困るわ」サリシュは本気で言った。「天下の『BB』が、『求められた情報はありません』なんて言っていいと思ってるの?」
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「サリシェ、・・・お伝えします」祭壇から、ウユの声がした。「システムに、ケルベのメッセージが表示されています。 ― こんなことが、あるなんて・・・信じられない」「どうぞ、ウユ。世話をかけるわね。伝えてくれる?」「 ・・・・ 」促されたのに、ウユはしばらく黙っていた。サリシュは、部屋をぐるぐる回っているケルベの気配を感じながら、ウユがケルベからのメッセージを読み上げるのを待った。「・・・・『吾輩は知らない。サリシュ、ウユ。この会話に耳を傾けている、この情報バンクの管理者たち、お前たちも知っているはずだ。我々には、知る由も無いという事を!』 ・・・・・以上です・・・サリシュ、どういう事です? なぜ、ケルベの名前を?」ウユの質問に、サリシュは答えた。「小さい頃予想して言い当てたら、合ってたのよ、ケルベの名前」http://www.cathkidston.patriotguard.net「『1件も無い』というのも、情報です、サリシュ」「ダメです」サリシュは強く言った。「ケルベ。ケルベディウロス。質問を変えるわ。祭壇に関わる行方不明者を探すにはどうしたらいいの?」ドルガバ 時計 メンズウユが驚いてそれを制した。「サリシュ! ・・・ケルベ、待って!」サリシュの前の祭壇がドゥっと紫色の炎を噴き出した。
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