標題:
国王騎士団長になりたかった
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作者:
erhdwfvbseq
時間:
2014-6-4 22:01
標題:
国王騎士団長になりたかった
大人の男にしては、騎士に食べさせるにしてはとても少ないものだった。 食事はもう罪人だと物語っていた。
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視線はどう動かしても合わせられなかった。「どういうつもりで裏切ったのか、教えてください」「先ほどもいっただろう? 国王騎士団長になりたかった。それだけだ」
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あとは目を閉じ微動だにしない国廣。「夕飯、持ってきました。ここなら手が届きますか?」 近くのサイドテーブルに食事を置いて、優菜は男の前に座ってみた。
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優菜はそのまま国廣の皿から優菜はソーセージを取ると口に入れた。 程よい塩分が体にしみこんでゆく。「あ、すいません。思わず食べてた。これしか食事ないのに」「構わない。食欲はないから」 優菜は軽く頭を下げると話を続けることにした。「国境で会った時、あなたはいい参謀だった。ウン。きっと、ずっといい参謀だったはずだ。国境で将軍も団長もいないのにあの人数を束ねてきたんだから」「褒めても何にもでないさ。まあ、その夕食ぐらい進呈するけれど」 その後ろで若い少年騎士が二人を眺めていた。 どうするつもりだと顔に書いてあった。「騎士の人ってきっと、敵には、って敵じゃないけど、何を聞かれても答える気なんてないだろうから。俺が勝手に考えたこといっていいですか? 別に答えてくれなくてもいいから」「別にいらないよ」「俺の考えです。別に答えてくれなくてもいいです。押し付ける気もありません。どうせ、貴方は人に何も伝えることなく死ぬつもりだろうけど、一人ぐらい勝手に貴方をよく思っていて、たまに墓に花を供えてくれても悪くないと思うけど」http://www.diesel.ihatecharles.com その重罪人、国廣は城の地下牢ではなく、城の奥の奥にある部屋に入れられていた。 部屋の扱いは罪人とは言い切れなかった。グッチ 財布「はいります」 警備も軽く、魔法騎士が一人だけ。 胡坐をかいて掌を合わせ、魔法で拘束し続ける若い魔法騎士だけだった。
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第83話 悪い奴だな
「あ、もって行きます。私、美珠様の侍女なんですけど、そういう指示もらってますから」
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「あら、そう? お願いね」 優菜は食堂のおばちゃんから、国王騎士副団長、国廣用の食事を受け取って運んだ。
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「そうですか? なんか違う気がします。 だって、さっきヒナが本当の姫だと分かった時、なんか嬉しそうだったから」
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誠に不本意ながら女のふりをしてもなんら疑われることもなく。 献立はソーセージ二本に拳大のパンが二つ。
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