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それを確認すると、王が言った
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作者:
8140368iqr
時間:
2014-6-4 18:04
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それを確認すると、王が言った
灰の瞳をじっと見返すと、王がふっと笑ったような気がした。――認めて、くれた…?ほっと息をつきかけたその瞬間、ひゅんと風を切るような音の後、右の二の腕に鋭い痛みが走った。
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人だと答えた場合、周りが信じるかどうかはともかく、少なくとも人として接せねばならなくなる。仮に本当に人だった時(仮ではなく真実なのだが)、王子自らが目をかける者をぞんざいに扱ったとなれば取り返しがつかなくなるからだ。
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――魔の泉から湧いたのだ、騙されるものか――何故王子はあんなものを側に置くのだ、気でも狂ったか
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聞こえる言葉の端々に胸が痛む。端(はな)から信じてもらえるとは思っていなかったが、まさかここまでとは。
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つまり、「人」だと答えるのが一番安全なのだ。きっぱりと答えると、ざわめきが起こった。――あんな色持ちが人なわけがない
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ぶわりと全身が総毛立つ。「ならばその意思、見せてもらおう。」王の声も耳に入らない。不敬など忘れ、王から視線を逸らすと自分の二の腕を見下ろした。
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「ありません。」たとえこちらに飛ばされた影響で本当に魔になってしまっていたとしても、今ここに居る芹沢硝子の意識は完全に人である。これだけはどうしても信じて欲しかった。
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なんだ、この細長い棒は。棒の先には矢羽の様なものまで付いているではないか。――ではその先端は?そこまで確認する前に、私の視界はぶれた。全身が燃えるように熱い。汗が噴き出す。足に力が入らなくなり、ぐらりとよろけた。その間にも、玉座に座ったまま成り行きを見守る王。やられた。こいつ、人か魔か、はじめから試すつもりだったのか…!(この糞狸が!)悔しさにぎりっと奥歯を噛みしめその場に踏みとどまろうとするが、もはや体は言う事を聞かなかった。急激にこみ上げる吐き気に立っていられなくなりバランスを崩すと、そのままゆっくりと、まるでスローモーション映像の様に体が傾いだ。視界の端に、呆然と佇むジェイが映る。どさりと体を床に打ちつけると、青の瞳が驚愕に見開かれた。まるで、今にも泣き出しそうな顔。http://www.bvlgari.shineboxpdx.com(そりゃ神殿も警戒するわけだ。)手錠なんてまだ軽い方だった。一人落胆していると、ざわめきを制するように王が片手を上げた。MCM リュック辺りが再び静寂に満たされる。それを確認すると、王が言った。「真実人なのか、人だと思い込んでいる魔なのかわからぬが…王家、ひいては人間に対し叛意はあるか。」
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